New Relicは、開発チームと運用チームが協働してデータ関連の問題を解決できる、業界トップクラスのオブザーバビリティプラットフォームを提供しています。New Relicは、新たにData Plusオプションを公開しました。データ保持期間の延長、ログの難読化、クエリ上限数の追加、FedRAMP/HIPAAコンプライアンスオプションなど、データパフォーマンスを強化し、あらゆる規模のチームがオブザーバビリティを利用できるよう支援します。

Data Plusは、データ取り込み$0.50/GBのキャンペーン価格で提供中です。各機能を個別で利用した場合と比較して、56%の割引が適用されます。

Data Plusによって、データファーストのエンジニアリング企業は、業界をリードするパフォーマンス、規模、およびガバナンス性能にアクセスすることが可能となり、拡大するオブザーバビリティをサポートします。Data Plusには、履歴分析のためのデータ保持期間の延長、大容量データ全体の高性能クエリ、およびFedRAMPおよびHIPAAコンプライアンスが含まれます。ストリーミングと履歴データのエキスポート、クラウドプロバイダーの選択肢の追加など、さらに機能が追加される予定です。

契約や請求を個別に行う代わりに、エンジニアが信頼できる、当社のセキュアで拡大性能の非常に高いクラウドベースのテレメトリデータプラットフォームを、シンプルかつ手頃なGB単位の価格設定で利用できます。複雑な請求体系ではありません。期限超過による割増料金もありません。

New Relic Data Plus は、以下を提供します。

  • データ保持期間を初期設定より90日間延長
  • クエリ上限が最大3倍、クエリあたりの実行時間上限が最大2倍に
  • FedRAMPとHIPAAコンプライアンス
  • ログの難読化ルール
  • 強化されたストリーミングと履歴データのエクスポート
  • 複数のクラウドプロバイダーから選択(近日リリース)
  • 脆弱性管理(現在パブリックプレビュー期間中)

データ保持期間を初期設定より90日間延長

お客様は、データインデックスの作成と各データソースの保持に個別の割増料金を支払う代わりに、New Relicにどのデータを長期保存するかを、月額費用を増額せずにご選択いただけます。データ保持期間を閲覧および管理する方法についてご覧ください。

今すぐ製品内のデータ保持期間の延長を申請するか、または貴社アカウント担当者様にご連絡ください。

クエリ上限が最大10倍、クエリあたりの実行時間上限が最大2倍に

お客様は大量のデータをより高速に分析でき、30分あたり最大1兆データポイント、1分あたり1,000億データポイントを検査できます。(現在のデータプランでは、30分あたり3,000億のデータポイント、1分あたり100億のデータポイント)。また、New Relic Data Plusをお使いのお客様は、既存のデータオプションの60秒に対して、クエリ時間を最長2分に増加することができます。

Data Plusでは、New Relic Query Language(NRQL)とNerdGraphを使用したクエリの最大クエリ時間が長くなります。Data Plusでの長いクエリ時間、また実行時間が長いクエリでより多くのデータを分析する方法については、この動画をご覧ください。

FedRAMPとHIPAAコンプライアンス

New Relic Data Plusは、FedRAMP準拠エンドポイントを含む、FedRAMPHIPAAコンプライアンスに必要な追加セキュリティ設定にアクセスするなど、高度な規制を必要とするお客様にオプションを提供します。
New Relicに対するFedRAMP認証とHIPAA準拠についての詳細は、この動画をご覧ください。

ログの難読化ルール

お客様は、当社のログ管理UIでログの難読化ルールを直接追跡し、機密ログデータ(個人を特定できる情報(PII)、アクセストークン、その他のプライベートデータや規制対象データなど)の匿名識別子を作成できます。

機密ログデータの難読化の設定と追跡を行う方法については、この動画をご覧ください。

履歴データのエクスポート

当社の履歴データのエクスポートでは、NRQLクエリを使用して12時間以上前のデータをクエリすることができます。1回の応答で最大2億のデータポイントが返され(通常の上限は2,000)、クエリのタイムアウトが発生することはありません。エンジニアリングチームには次のメリットがあります。

  • スタック内の関連エンティティ、イベント、および異常にわたるより深いデータ調査のためのさらなる柔軟性
  • 結果を外部分析ツールにアップロードする能力

Nerdgraphによる履歴データおよび履歴データのエクスポートと、ストリーミングデータのエクスポートの比較について読む。

ストリーミングデータのエクスポート

New Relicからのテレメトリデータを、外部ツールおよびソースにエクスポートし、コンプライアンス、セキュリティ、およびデータ分析に利用できます。NerdGraphエクスプローラーのNRQLを利用し、エクスポートしたいデータタイプを特定するためのルールを作成・管理。外部データ分析ツール用に、複数の異なるデータソースからデータレイクに入力する必要がある時、またはNew Relicのデータにリアルタイムでアクセスする必要がある時は、(履歴データのエクスポートではなく)ストリーミングデータのエクスポート機能を利用しましょう。

ストリーミングデータをエクスポートするシステムは、AWS Kinesis Data Firehoseです。取り込まれたデータは、即座にNew Relicに送信され、これが既存のデータをエクスポートする履歴データのエクスポートとの違いです。

履歴データのエクスポートとストリーミングデータのエクスポートの違いについて詳しく知る。

複数のクラウドプロバイダーから選択(近日リリース)

当社のお客様から、任意に選択されたクラウドプロバイダー上で、オブザーバビリティのワークロードを動作させる柔軟性を求められることが多くなっています。FutureStackでは、Microsoft Azureを公式クラウドプロバイダーとして、今後マルチクラウドに対応することを発表しました。それによって、お客様は、データをNew Relicがどこに保存するのか選択できます。Azureの顧客は、New RelicをAzure Portalにネイティブ統合することにより、New Relicをデフォルトのオブザーバビリティプラットフォームとして利用することができます。コストを削減し、Azure上でNew Relicに送信したテレメトリデータを保存し、Azureサービスについてより詳細な可視性を得ることができます。
このニュースの詳細については、FutureStackオープニングプレゼンテーションの動画をご覧ください。

脆弱性管理(現在パブリックプレビュー期間中)

サードパーティのツールから取得した既存のセキュリティデータとNew Relicで検出された脆弱性を簡単に集約し、スタック全体におけるセキュリティシグナルを把握し、脆弱性に対処することができます。

当社の脆弱性管理のパブリックプレビューについて詳細を読む。

New Relicの脆弱性ダッシュボードのスクリーンショット

お客様のNew Relicデータオプションの比較